PRODUCT 製品案内

医薬、食品製造、学術研究分野等に幅広く貢献する
KYOWAC凍結乾燥機

 

世界屈指の高水準技術で医薬品業界に貢献 医薬/ファインケミカル生産用

凍結乾燥法は液相を経ず固相(凍結相)から直接「昇華」により凍結した物質から水分を取り除く方法です。

特徴
医薬品産業のなかで用時溶解型注射製剤に欠かせない製造法です
  • 01 乾燥中、試料は低温に維持され熱に不安定な物質の乾燥に適しています。
  • 02 乾燥品の再溶解性に優れています。
  • 03 微量分注が可能です。

RL(棚式)series

RLシリーズは医薬品用として長年に渡り作り上げてきました基本機種です。
機器の隅々まで磨き上げた仕様で出来ています。
また別途オプション、レイアウト等お客様のニーズに合わせた仕様に変更する事も承っています。お気軽にこ相談ください。

ICS(チューブ式)series

共和真空技術は独自開発により、世界初となるIntegrated Closed System FD:ICS/FD(全密閉系凍結乾燥機)を作り上げました。
薬液から凍結乾燥、粉砕、回収まで全て密閉空間内で、機械的駆動機構無しで成し遂げられます。

  • 01 密閉システムで周囲環境の影響無しで無菌生産を実現
  • 02 アイスライニング技術により液の過冷却無し、整然氷晶形成と管壁への固着無しを実現
  • 03 機械的駆動部無しで無塵化を実現
ICSのフロー動画
 

拡大する食品凍結乾燥工業の企画から生産まで 食品生産用

共和真空技術は日本に於ける凍結乾燥食品の黎明期から需用者の要請に応え、また時代の要請に新しい凍結乾燥機を提案してきました。

  • 01 依託加工製品に対し洗浄しやすいTFO(全開放)型
  • 02 エネルギ コストに対応したETS(トレイスライド)型
  • 03 HACCPに対応したTVS(モノレール/トロリー搬送)型
  • 04 高機能性食品への対応したCIP(自動定置洗浄)、SIP(定置滅菌)装置 を開発してきました。

TVS(モノレール/トロリー搬送型)series

外端片支持の並列棚の中央に、トレイ中央支持のトロリーを挿入する方式です。

  • 01 トロリーは軽快に搬送出来ます。
  • 02 庫内の棚段は中央通路から点検、洗浄可能です。
  • 03 仕切弁により背面トラップを遮蔽させ乾燥庫をドライ化できます。

RLE series

少量多品種乾燥に適したシリーズです。農・海産物を1.5次加工し地場産業振興に活躍している例もあります。

 

研究者の多種多様なニーズに、きめ細かく対応 試験研究用

研究用凍結乾燥機は研究所に必須の常用設備としていろいろな利用法として活躍しています。

  • 01 水分除去により、製品分析するために
  • 02 微生物、菌株、食品、生理活性物質、製品等を保存するために
  • 03 製品の凍結または解凍するために
  • 04 恒温槽、培養器として利用するために

Triomaster 2(三重熱交換方式)series

医薬品生産機と同じ三重熱交換方式により-30℃からの棚低温制御が可能です。

  • ○棚板:箱型内部熱媒体循環式、温度分布2℃以内、可動式封栓機能付き
  • ○コールドトラップ:外設型、熱媒体循環式
  • ○融氷:熱媒体循環方式

RL-BC(低温制御付ブラインクーラー)series

棚板は-20℃からの低温制御可能

  • ○棚板:固定棚、箱型内部熱媒体循環式
  • ○コールドトラップ:外設型、熱媒体循環式
  • ○融氷:真空融氷方式

RL-B(ブライン循環式)series

棚板は-20℃からの低温制御可能

  • ○棚板:固定棚、箱型内部熱媒体循環式
  • ○コールドトラップ:外設型、熱媒体循環式
  • ○融氷:真空融氷方式

RLE II(電熱ヒーター加熱型)series

棚温度100℃輻射加熱が可能(オプション)

  • ○棚板:固定棚、直膨冷却・ヒーター加熱
    アルミアルマイト加工による効率の良い乾燥が可能
  • ○コールドトラップ:庫内内接型、冷媒直膨式
  • ○融氷:真空融氷方式
 

酵素、抗生物質等湿潤粉体に対応する攪拌式もラインナップ その他製品

酵素、抗生物質等の湿潤医薬品原薬用攪拌式真空乾燥機。そして木簡、竹簡等の埋蔵文化財の保存、水害に侵された書籍、図書の復旧技術、生花の保存技術として凍結乾燥機は必須の装置です。

SZ series

SZシリーズは医薬品原薬(酵素、抗生物質等湿潤粉体)に対し、高真空下で真空乾燥出来る攪拌型真空乾燥機です。
缶体は固定式で攪拌軸が片軸で扉を開けて内部洗浄点検が可能です。
缶体と攪拌軸に温水循環系を採用し、伝熱面積を多くし、乾燥効率を向上しています。

文化財用series

微生物・菌株、抗毒素等の研究保存、組織切片の保存、木簡・竹簡等埋蔵文化財の保存、水害に侵された書籍・図書の復旧技術、生花の保存等に真空乾燥が利用されています。
棚板及び缶体は温水循環系にて加熱され、コンデンサー系は目的真空度により循環冷媒温度を個別設計されます。真空排気系は真空度に応じて選定されます。